
ブランド:あざらしそふと(公式サイト)
発売日:2025-09-26
評価ランク:A
我々はみな傲慢に夢を決める権利がある。
※後半ネタバレあり
はじめに
- 話は独立しているので旧作はプレイしなくても大丈夫です
攻略順
<実攻略順>
レティ → さゆみ → 冬樺 → 詩夢 → 叶夢
<推奨攻略順>
柳木姉妹は連続を推奨。(気に入った方を後にするといいです)
感想(概要)
○新しい作風への挑戦
今までにないエッジの利いた展開がいくつかありましたが、こういった新しいこと模索する姿勢は好感がもてます。挑戦心を持っているブランドは応援しがいがあるのでね。
×恋を育む過程
ヒロインの “恋していく” 様を丁寧に見せてくれるのが「アマカノシリーズ」の一番の強みだと思っていますが、個別ルートの尺が短いせいか “丁寧” とは言い難い出来だったのは残念です。
△UIのブラッシュアップ
「前回の続きから」と「アマカノグラフ更新通知」が実装は大変グッドです! ただ「2+」から何故か消えている機能があったのは「?」でした。
■アマカノグラフ
%が変わるごとにヒロインの姿・表情が変わるのが好きだったのですが、本作は全く変わらなかったのは残念です。(初代でも表情は変えてたのになぁ……)
■エッチシーンのUI
「2+」ではエッチ中はテキスト領域を下降させてスチルを見やすくする工夫があったのですが何故か消えています。さらに言えばカウトダウンも何故か見にくくなってます。本当になんで?
■告白する/しないの選択の削除
作風を変化させたから消したのかなと思います。これがあると作れなかったヒロインが本作にはいるので、作風に合わせて消すのはありだと思います。
○エッチシーン
仰け反りオホがスタンダートになったことにより破格の役割性能を誇ります。全キャラエチエチですが特に叶夢ちゃんはマジで凄いよかった。
まとめ
新しい作風へのチャレンジは実にグッド! いままでにない感じの展開を見せてくれるのはファンとしては嬉しい限りです。特にさゆみはキャラもシナリオも素晴らしかった!
ただそのせいで今までの丁寧さが消えてしまってるのは本末転倒です。細かい部分まで手が回ってない作りに見えたので変に邪推してしまいます……。(新テイスト+5ヒロインは無謀だったのでは?)
是非とも次作では挽回してもらいたいものです。期待していますよ。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(ネタバレ有)
エッチシーンについては各ヒロイン特によかった1シーンをピックアップして紹介します。(制限がないと全部やっちゃうので)
スカーレット・斑鳩・ウィスタリア

あの“灰色の世界”を見たときから、世界が色付く演出がくるのは分かり切っていたんですが……分かっていても良いものは良いですね。世界がスカーレットに色付く瞬間は感動を抑えきれませんでした。
笑顔を見せてくれるようになった彼女を見ると「よかった」という気持ちでいっぱいになりますね。まだぎこちなさの残る感情表現も “味” があって良きです。

本音をいえば変化後の立ち絵はもう少し「動」強調してほしかったですね。その方が変化前とのギャップを感じられて、愛着が絶対増すと思うんですよ!
まぁ流石にここまで要求するのは強欲すぎますね。ですので「+」には期待していますよ?
エッチシーン
シーン4のビーチセックスを推したい。
水着でバックからのオホ声仰け反りフルブッパは凄まじいの一言ですよ。特にオホ声に関しては、間違いなくレティが最強ですね。(流石は柚木つばめさんといったところか……)
鴻 さゆみ

ノーマークだったのに見事にやられました。本作で一番好きなヒロインです。
この二人の関係めっちゃよくありません? 明け透けのない「対等」にものを言い合える関係って最高だと思いませんか? 思いますよね!
進むにつれてドロドロのデレデレに甘えてくるのも可愛い…いや可愛すぎます! 自分自身であるはずの「ゆかた」にすら嫉妬しちゃうとかもう可愛さが天井知らずです!!!

そう甘える姿が最強に可愛いのは間違いないです。それでもさゆみの一番の魅力は「真摯」であることだと思うんですよね。『夢』に対しても『ゆかた』に対しても、彼女はいつも真正面から立ち向かっていた。
信頼を無駄にしないせず『夢』に向かって努力できる。そんな彼女に私は心惹かれたのです。
エッチシーン
やはり印象に残ってるのはシーン5のコスプレセックスですね。
コスプレ、ハート目、オホ、限界セックスと特盛な一品。ただシナリオ上すごく重要な意味を持ってるので、読んでる最中は使いにくいのが難点なのが残念ですがね。
御所院 冬樺

相性が悪かったなぁというのが正直な感想です。
というのも『恋』により変化しないんですよね彼女。自分自身が確立している強いヒロインなんですよ。彼女は常に諭す側なんですよ。
私が「アマカノ」に求めるているのは、『恋』に翻弄されるヒロイン甘い衝動と変化なんですよね。そんな私にとって冬樺はちょっと強すぎました。

でも「偽善に見えても、その善を為し続ければ、それは善」って考えは凄く好きなんですよね。
この考えが生きたのが最後の最後だけってのはもったいないですよやっぱり。冬樺に課題はなくても主人公は課題まみれですから、己の『善』を試されるようなシナリオが見たかったですね!
……あれ?これ「アマカノ」に求めることかなぁ?
エッチシーン
シーン4と悩みますが、ここはシーン5のメイド服騎乗位をチョイス!
やはり冬樺お嬢様唯一のハート目というのはプレミアムです。しかしこのいかにも仰け反ります的なポーズから仰け反りがなかったのはいただけないですねぇ。
柳木 詩夢

思い返せば変化を恐れたヒロインってのはいままでにいませんでした。今回の主人公は弱さが強調されていますし、こういった組み合わせは新鮮でいいですね!
なんといっても罵倒→反省をループする詩夢むっちゃかわいいですね!特に貰ったぬいぐるみを貰った後は、お可愛いスチルも追加されて良き良きの良きです!
しかし彼女の愛、ちょっと深すぎますね。愛する人のためとはいえ、セックス中に首絞めさせるのはいくらなんでもぶっ飛びすぎてます。

それなのに「愛してる」の一言はいえない。不器用ってレベルじゃないですよまったく。まぁそういうところが愛しくあるんですがね。
うーん、やっぱりもったいないですね。詩夢がここまで拗らせるには過去が弱すぎますよ。もっとしっかり深堀してほしかったですね。この詩夢に共感したかったなぁ……。
エッチシーン
シーン3の野外浴衣で。
作中唯一の見せ槍!この時点でもう強いのに軽いイラマつきというボーナスがあってグッド! 喉奥で受け止めてうっとりしちゃう詩夢ちゃんエッチですねぇ。
柳木 叶夢

真っすぐ好意をぶつけてくれる叶夢の存在はホントに癒しでした。あぁやっぱ王道は王道故にいいんですよね。それを実感します。
いやしかし何度見てもこの叶夢スチルいいですね。この子に恋することを理屈なく感じられる。思わず写真に収めてしまう主人公の気持ちも分かるというものです。

シナリオで見るならこのルートが一番好きです。シンプルに柳木姉妹のわだかまりが溶け、真の意味で分かり合った仲の良い姉妹になるってのがいいんですよね~
主人公の「話し合えば解決する」が縁の下の力持的な役割をもってるのもニクイです。
それに…詩夢はお姉ちゃんやってるこのルートの方が好きなんですよ! 姉妹推しになるマネちゃんの気持ちも分かるってものです。
エッチシーン
この長乳ギャルはエッチすぎるので悩みますが、浴衣エッチのシーン4です!
くぱぁ、オホ、仰け反り、ハート目、軽アへ、限界セックスの完全フルコース! 浴衣エッチが最強なのは温泉小町の面目躍如(?)といったところでしょうか。
おまけ

今回は一人もいないと思ったのに、まさかこんなに近くにいたとはね。気づいたときは思わず飛び上がっちゃいましたよ。
なんにせよ君が元気で楽しく過ごせているようで嬉しいよ。咲來。
コメント
姉妹の気に入った方を後にするといいってのを事前に聞けたのは幸いだった。
ナイス投稿!
DDD様 コメントありがとうございます。
柳木姉妹は連続でプレイすることで、後にプレイした方の味わいがより増すかなと思います。
ご参考になったのなら嬉しいです!