プレイ中:初恋マスターアップ
ランクB

ゆびさきコネクション 感想

制作 :HOOK SOFT(公式サイト)
発売日:2021-04-30
ランク:B 

踏み出す1歩がヒロインと繋がり恋に成る作品。
どのルートでも気持ちよくニチャれる良作。
※後半ネタバレ有

攻略順

<実攻略順>
伊織 → 夏歩 → 美琴 → 悠月

<推奨攻略順>
特にありません。お好みの順番でどうぞ。

感想(概要)

〇恋に至る過程とその後の発展
付き合うまでの過程、付き合ってからのイチャラブ、どちらも高い水準で、終始気持ち悪い笑みを浮かべて楽しめました。「キッカケ→付き合う→その後の人生」みたいな感じで、どのルートも流れは同じですが、4人4色で色んなパターンがあったのも、試行錯誤を感じられて良かったです。

△ゆびさきでコネクションしていない
ゆびさきからはじまるって書いてありますけど、言うほどではない気が…。個人的にはそこに期待していた訳ではないので、いいっちゃいいのですが、コンセプトとして掲げるからにはそれ相応に…とは思っちゃいます。

〇強化の入ったエッチシーン
塗りのレベルが向上しており肉感的な感じがアップしてました。このシコリティの上昇は望外の喜びです。抜ける純愛ゲーこそが個人的に最強だと思っているので、いいところに力をいれてくれました。

まとめ

流石の安定感と言いますか、物語に起伏はありませんが、それでもヒロインとのイチャラブを楽しめる出来であり、求められているものをちゃんと出してきてくれています。

ボリュームとしてはやや少なめな気もしますが、ダレる前に終われて個人的には良い分量でストレスレスでした。本作のお気に入りですがルートとしては美琴が、ヒロインとしては悠月が好みでした。

後は上述もしてますが、エッチシーンの強化は非常に良かったです。そこそこシナリオが読めて抜きの役割を持てるメーカーは、今ないと思っているので、今後も引き続き強化していってほしいですね。

※以下はネタバレ有感想です。






感想(ネタバレ有)

■橘 伊織

THE・大人のお姉さんな彼女ですが、仲良くなるとからかってくるお茶目な一面がチャームポイントです。

全ルートの中で主人公が一番頑張ってたルートかなと思います。足蹴くバーに通いつめ、お酒の勉強をして仲良くなり、口説き落とす。中々できることじゃないよ。まぁ私は下戸なので真似したくても出来ませんがね。

このルートで特に好きなところは付き合ってからの物件探しの件でしょうか。引っ越しのあれこれを考えるのって、2人で考えるとこんなにも楽しく幸せそうに見えるものなんですね。

でもこのルートは中々恋人仲を維持するの大変そうですね。昼と夜で仕事の時間帯が違うせいで、2人で入れる時間が限られるってのは、すれ違いのもとになりそうに思います。そうならないようにするために、作中のように支え合う必要があるんでしょうね。

■双葉 夏歩

主人公を本格的意識しはじめてから、ふとした時にガチで好きなのを伝えてくるのがとっても可愛かったですね。

このルート全体的にヒロインの“恋してる感”が良く抽出できていて好きです。付き合いたてとか蕩けるような甘さですし、一日千秋の想いに焦がれる姿とか良いものですよ。

後は朝食を作ってくれるシーンとか割と好きですね。一喜一憂の姿が可愛いですし、ちょっと焦がしちゃってるのも良いスパイスです。主人公もいってましたが、頑張って作ってくれた姿がなんか良いんですよね。

ただ後輩ってなってますけど、年齢的に同学校の後輩にはなり得ないんですよね。他にも大卒と高卒で同じ仕事に就くのって無理じゃね?とか思ったり、設定が甘いどころかガバガバなのは気に入りませんね。

■秋月 美琴

こんな美人のお隣りさんに「いってらっしゃい」と言って欲しい人生だった。

このルートの恋愛はある種の理想ですらあると言えます。最初の一声こそ必要でしたが、知り合ってからはまるでそれが当たり前の日常であるかのように、惹かれあい、付き合って、結婚する。これを理想と呼ばず何と呼ぶのでしょうか。

個人的な感覚になりますが他のヒロインよりも壁がないように感じるんですよね。それ故にお互いを共有できる。似た者同士と自称するだけはあります。

何はともあれ全体的に雰囲気がいいんですよねこのルート。2人にとっての等身大の恋だからこそ、心底幸せそうな恋愛でそれを見ているのが心地よいのでしょうかね。

■桜坂 悠月

流し目がエロい、私服が可愛い、距離感が必要以上に近いと、もう可愛い要素でしか構成されてないなこの娘。

明るくて、勉学も優秀で、尽くしたがり。こう書くと非常に良い娘に聞こえますが、その実依存しがちで、あまつさえパートナーも自分がいないとダメダメの共依存に嵌めてくる危険な娘です。共依存を理想の関係のように語る辺り本物です。でもそんなところが好き。

印象に残っているのは2回目のデートでしょうか。あのクソ可愛フォルムチェンジは反則じゃないですかね。デートに不慣れであたふたなのも可愛らしいし、主人公の「適当にいこう」も良い感じで、全デートイベントで一番気に入っています。

ただマスターとお母さんの恋路が入ってくるのは何か違う気がします。なんというか異物感があるんですよね。母子家庭が問題になっている訳でもないですし。描くこと他に思い浮かばなかったんでしょうか。

コメント