7/13「マガルミナ 感想」投稿
ランクB

マガルミナ 感想

ブランド:Purple software(公式サイト)
発売日:2026-06-26
評価ランク:B

人はみな正しさと間違いのグラデーション
常に正しい者も常に間違ってる者もいない
※後半ネタバレあり

はじめに

  • 本記事に掲載されている画像の著作権は©Purple softwareに帰属します。

攻略順

<実攻略順>
潤 → ティナ →メルヴィ

<推奨攻略順>
上記順で固定です。

感想(ネタバレ無)

概要

○美しく世界を彩る画力
流石の画力ですね美しさに何度か息を飲まされました。特に葦原学園の水族館部分はお気に入りです。水の描写が本当に綺麗なんですよ。

○恋・爆弾・騙し合い
これ以上ないほど本作を表すキャッチコピーです。どのルートでもしっかり “騙し合い” を仕掛けにきてくれたので予想できない展開が多くて楽しかったです。

△感情が揺さぶられるシナリオ
面白かったのは間違いないです。ただですね…前振りの部分で少なくない時間「怒」の感情を抱かされたので少し疲れました。

まとめ

シナリオには相当翻弄されましたが終わってみるとそういう時間がまた楽しかったですね。ルートごとに展開がダイナミックに変わるのもグッドでした。

ルートも含め一番好きなのは潤ですが一番やられたなと思ったのはティナです。まぁ~してやられましたね。今回は私の “負け” にしておきますが次回リベンジさせもらいます。

※以下はネタバレ有感想です。





感想(ネタバレ有)

影宮 潤

潤は本当に優しいですよね。作中でも何度も言われてますがやっぱり彼女の一番の魅力はこれに尽きるなと思いますね。

大和を気遣うところなんか特にですが、ちゃんと目を見て相手のことを考えて話してくれるのが伝わってきます。そういう話し方ができるのは本当に優しい人のそれですよ。

そういう背景もあってか観覧車のシーンは一番が潤が好きなんですよね。大和を想って別れようとしてくれる彼女の優しさと夕暮れの切なさが相まって、ジーンとくる感じがとても印象に残っています。

このルートは次から次へと展開が飛んでくる目まぐるしさもいいですよね。読んでいて飽きなかったです。中でも学園長の暴れっぷりは楽しませてもらいましたよ。

大和殺そうとする展開に違和感は感じたんですが、それ自体が “嘘” ってことには気づけなかったですね。いや本当あれが試験とかマジなのですか??? って感じですよ。それはそれとして潤ちゃんはグーパンぐらいしても許されたと思う。

暗殺の真相が初回ルートで分かったのも驚きでしたね。次のルートの展開がどうなるかとても楽しみでしたよ。

ティナ・オーメン

ティナのキャラ造形って良くないですか? このド派手な見た目で三下キャラってのは中々に個性的です。打算なくイチャラブできて可愛さを味わえるのもグッド。

見ていて大和が一番幸せそうだなと感じたのがこのルートでしたね。好きな子のために自分の能力を使えているのが良いですね、自然と過去の傷が癒されてる感じもしました。

そして何より簡単にオホってくれるのがいいですね! ヒロインの皆様には是非ともティナぐらい気軽にオホっていただきたいものです。

正直な話 “最後の関門”シスターみさき からは少ない時間ムカついていました。

ティナパパは色々すっ飛ばして殺しにくるのはいくらなんでも違うだろとしか思えませんし、大和の両親は生きてほしいと願っているのに死の危険性がある試練を用意しているのか意味不明。学園長にいたっては潤ルートとは別人にしか思えませんでした。何より愛していると言ったくせに、その命を軽んじてるのが酷く許し難かった。

まぁご存じの通りこれは嘘なんですけどね。

いや~これもうね完敗ですよ。だってオカシイと思ってたこと全部嘘なんですよ!? そんなのもう認めるしかないじゃないですかぁ…完全に掌の上で笑うしかない。

流石に悔しかったので、次のメルヴィルートではちょっとは見破ってやるぞ!という気にさせられましたね。あ~クソ本当悔しい気付けただろこれ……。

メルヴィ・マルローゼ

“騙し合い” をテーマにした作品のセンターヒロインとして彼女より相応しい人もそういないでしょうね。私では最後の最後にしか真意を測ることができませんでした。

あざといムーブも結構あるんですが、どうにも可愛さよりも空後ろしさを感じてしまいまうんですよね。こういうヒロインから可愛さを見出せないのが私の弱いところです。

ただラーメン食べてるところは色っぽくて良かったですね。なぜかエッチシーンよりも印象深いんですよね。なんだろ?うなじが良かったのかな?

「遺伝子操作をした側の気持ちが分かってしまう」

この言葉を聞いた時に初めてメルヴィ・マルローゼとしての一人の少女が見えました。製作者の意図を理解できてしまうが故に苦しんだというのはなるほどですよ。

強烈な自己嫌悪だったでしょうね。愛する人を害した技術であっても人の可能性を探るアプローチとしては “正しい” と理解できてしまう。本当に分かりすぎることは幸せではないですね。

同情も理解もしますがそれでも結果を得られる彼女に負の感情を抱いてしまうんですよね。我ながら心が狭いですが仕方ないです。人はグラデーションを持つ生き物ですしね。

同時にこうも思うんですよね。最大多数の幸福を追求したメルヴィが正しいのは当たり前であると。こういう好悪併せ持つグラデーションな感情も持つのも間違いではないんだろうなと。

そしてそんな正しくあろうとする彼女に結果が付きまとうなら、世界ってのはきっとそんなに悪くないものなんでしょうね。

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